看護師20代夜勤成功例退職代行

夜勤が続いてどうにもならなくなった時のこと

実際の相談傾向をもとに再構成したケースです。特定の個人や事業者を示すものではありません。

三交代制の病棟に配属されて、最初の一年はなんとか乗り越えられていました。夜勤が明けた朝、白んでいく空を見ながら「今日も終わった」とだけ思う日々でした。疲れているのか、ただ眠いのか、自分でもよくわからないまま、また次のシフトをこなしていました。

変化に気づいたのは、夜勤明けに家へ帰っても眠れなくなってからです。布団に入ると頭の中でナースコールの音が鳴り続けるような感覚があって、目を閉じても全然休めていない感じがしました。起き上がるたびに、体の奥底から何かが抜けていくような重さがありました。

ある夜勤中、点滴の交換をしようとした時に手が少し震えているのに気づきました。怖いというより、ああそういう段階まで来てしまったのかと、どこか他人事のように感じました。その日の帰り道、駅のホームで電車を待ちながら、もう続けられないかもしれないとはっきり思いました。

師長に相談しようとしたことは何度もありました。でもフロアの人手は常に足りていなくて、自分が抜けたらどうなるかを考えると、言葉が出てきませんでした。退職届を書いては引き出しの中に仕まうということを、三ヶ月ほど繰り返していました。

ある日、同じような経験をした人のブログを読んでいて、退職の手続きを代わりに行ってくれるサービスがあることを知りました。自分で師長に伝えなくてもいい、という一文を読んだ時、じわっと涙が出てきました。そんな方法があるのかと、少し呼吸が楽になった気がしました。

利用を決めたのはその週末のことです。問い合わせのフォームに状況を入力しながら、ずっと緊張していました。それでも送信ボタンを押せたのは、このままでいることの方がもっと怖くなっていたからだと思います。担当の方から連絡が来て、あとは任せてほしいと言ってもらえた時、肩からするっと力が抜けました。

職場への連絡は代わりにしてもらえました。わたしは自分では何も言わなくてよかった。後日、荷物の引き取りと書類のやり取りだけ対応しましたが、それ以上のことは何もありませんでした。思っていたよりずっと静かに、終わりました。

退職が正式に完了した日の夜、久しぶりにまとまった時間眠れました。ナースコールの音は聞こえませんでした。朝起きた時、窓の外が明るくて、少しだけ泣きました。

あの時もっと早く動いていたら、と思うこともあります。でも、あの時の自分にはあれが精一杯でした。誰かに頼っていい、自分一人で抱えなくていい、ということを、あの経験で初めてちゃんと学んだ気がしています。

このケースで不安になりやすい点

  • - 会社へどう伝えるか
  • - 本人へ直接連絡が来ないか
  • - すぐ辞めたい時にどう整理するか

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