パート・アルバイト20代シフト失敗例シフト強制退職トラブル

シフトのことで揉めて、辞めるのに思ったより時間がかかった話

実際の相談傾向をもとに再構成したケースです。特定の個人や事業者を示すものではありません。

最初に「週3日、昼だけでいい」と聞いて始めた仕事でした。学校やほかの予定と調整しやすそうだと思っていたし、実際しばらくはそのとおりに動けていました。でも半年を過ぎたあたりから、シフト表に自分の名前が増えていることに気づくようになりました。

断ると「ほかに入れる人がいなくて」と言われました。一度断れば次も頼みやすくなるかと思っていたのに、むしろ頼まれる頻度が上がっていきました。気づいたら週5日近く入っていて、休みの日も「急に来られない?」という連絡が来るようになっていました。スマホを見るたびに、少し気持ちが沈みました。

辞めたいと思ったのは、ある週の終わりでした。予定していた友人との約束をまたシフトのせいで断ったとき、なんとなく限界だと感じました。特別大きなできごとがあったわけではありませんでした。ただ、もう続けたくないという気持ちだけがはっきりしていました。

翌週、直接店長に「来月いっぱいで辞めさせてください」と伝えました。思い切ったつもりでいましたが、返ってきたのは「急すぎる」「引き継ぎの人がいない」という言葉でした。その日は結論が出ないまま終わりました。もう少し待ってほしいと言われ、気づけばその「もう少し」が二週間になっていました。

改めて話し合いの場を作ってもらったとき、今度は「せめてあと一か月」と言われました。断り切れず、また期間が延びました。辞める意志は変わっていないのに、なぜかずるずると働き続けている自分が不思議でした。毎朝、仕事に行くたびに胃のあたりが重い感じがしていました。

結局、最初に退職を申し出てから実際に辞めるまで、二か月以上かかりました。その間もシフトは減らされず、むしろ「どうせまだいるなら」という空気で以前と変わらず入れられ続けました。やめると言った後のほうが、気持ちのうえでは辛かったかもしれません。

後になって、同じような経験をした人の話を聞く機会がありました。その人は最初から第三者を通じて退職の手続きをしたと言っていました。「引き止められる前に話がまとまった」と聞いて、そういう方法もあったのかと思いました。自分で伝えることが誠実だと思っていましたが、こじれると結果的に長引くこともあると知りました。

辞めてからしばらくは、スマホの通知が来るたびに少し身構える癖が残っていました。シフトの連絡ではないとわかっても、体がそう反応してしまっていました。それがなくなるまで、一か月くらいかかったと思います。もっと早く、もっと別の方法で動けていたらと、今でも少し思います。

このケースで不安になりやすい点

  • - 会社へどう伝えるか
  • - 本人へ直接連絡が来ないか
  • - すぐ辞めたい時にどう整理するか